大阪医科大学 看護学部
住所 | 大阪府高槻市大学町2-7 |
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Tel | 072-684-7117(学務部 入試・広報課) |
URL | https://www.osaka-med.ac.jp/faculty/nursing/index.html |
看護職が日本医療のキーパーソンに。新しい医療社会に求められる実践重視の看護学教育。
世界で経験のない超高齢社会を迎えた日本、今、政府が推進する「地域包括ケアシステム」がこれからの医療の中心となります。病院中心の医療から地域完結型の医療、介護へと変化し、看護職者が活躍する場は病院から地域へと拡大しています。看護職が日本の医療のキーパーソンになる時代、医師だけでなく看護職者にも医療提携主体者として患者さんと向き合うことが要求されます。こうした時代の変化を捉え、‘いつでも、どこでも、誰に対してでも、自立して看護ができる行動力ある看護職者の育成に力を注いでいます。
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本学独自の「医看融合教育」から「医薬看融合教育」へ。
本学には同じキャンパス内に附属病院と医学部があり、さまざまな授業や実習、イベント等で緊密な連携を行っています。特にチーム医療を重視し、医学部生と行う医看融合教育を1年生時からスタート。2018年度入学生からは同一法人内にある大阪薬科大学を加えた「医薬看融合教育」にも力を入れており、学生のうちから「多職種連携」を学ぶ体制を整えています。
恵まれた実習環境!「大阪医科大学地域包括ケアシステム」を実現。ほとんどがキャンパス内!!
本学は附属病院を中心に政府が推し進める「地域包括ケアシステム」を早期に実現しています。急性期は世界レベルの先端医療を提供する「大阪医科大学病院」、慢性期・回復期は「三島南病院」、在宅は「訪問看護ステーション」、予防・健診は「健康科学クリニック」。これらはいずれも本学の附設施設であり、キャンパスを中心に全て高槻市内にあります。超高齢社会を迎えた日本の医療の主役になるための学びがここにあります。
- 大阪医科大学病院(キャンパス内、高度なチーム医療の実践の場)
- 開院から89年の歴史を持ち、882床、30の診療科、14の中央診療部門を配している。高度先端医療を推進する「特定機能病院」「災害拠点病院」「地域がん診療連携拠点病院」など様々な役割を持ち、高度先端と地域、その両方を実習できる環境を備えている。
- 大阪医科大学三島南病院(高槻市内、本学より送迎バス15分)
- 急性期、慢性期・回復期・リハビリ、在宅までの包括した治療ができるケアミックス型病院。2016年地域包括ケア病棟を新設。
- 大阪医科大学健康科学クリニック(本学より徒歩8分)
- 最新医療機器を導入し、人間ドック、様々な健診・検診を実施し、健康寿命を伸ばすための予防医学の現場となっている。
- 大阪医科大学訪問看護ステーション(キャンパス内)
- 2015年開設。本学附属病院を退院された方や地域の医院、往診専門の医師とも連携し、自宅療養される人々をサポート。
多職種連携地域医療実習
本学では高知県、兵庫県と協定を結び「地域総合医療科学寄付講座」をつくり、医師の派遣など地域医療に貢献する活動を行っており、「多職種連携地域医療実習」もその活動の一つです。看護学部生、医学部生、薬学部生が実習に参加し、高齢化が進み医療人材が少ない地域の環境の中で医療従事者がどのように多職種連携を図っているかについてそれぞれの視点で考えます。