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看護の対象を病める人ではなく生活する人と捉え、生き方や価値観を尊重し、様々な角度から支援を考え実践する「360°看護力」を持った学生を育成します。

皆さんは、看護にどんなイメージを持っているでしょうか。看護は、生まれてから亡くなるまで人のライフサイクルすべてに必要とされる仕事です。また病気の予防に始まり、死に臨む人やその家族に向けた心身のケアまで、取り組みは広範囲にわたります。重責を担う看護職には質の高い実践能力が要求されます。本学部では、臨床経験が豊富で教育や研究に熱心な教員の指導のもと、シミュレーションの使用や病院などでの実習で看護実践能力を磨き、高度先進医療や在宅医療にも対応できる力を身に付けます。また、他の保健・医療・福祉の関係職者と連携し、あらゆる角度から患者およびその家族への援助ができる看護師を育成します。これらの看護実践能力が360°看護力です。全方位万全の看護力を身に付けます。

学びの特長

１．「知識」を「行動」に変えるための“ブレのない”カリキュラム。
看護学部では、看護師の育成に特化したカリキュラムを編成し、演習・実習を重視した教育内容によって、「自立心」と「行動力」を育むとともに、「知識」を「行動」に変える実践能力を育成します。

２．多様な授業や主体的・実践的な学習環境。
総合大学ならではの他の5学科との保健・医療・福祉の連携に関するコラボレート授業や関連の専門領域に関する様々な科目を配置しています。またシミュレーション教材や電子教材を用いた自己学習・発展学習を支える環境で主体的・実践的に学べます。

３．幅広い教養とグローバルな視野を持つ看護師の育成。
「人」として「看護師」としての幅広い教養と豊かな人間性を育む「共通教育科目」を編成するとともに、「看護英語」「看護英文講読」などの専門分野の語学関連科目や選択科目としての国際看護学（海外研修）によって、グローバルな視野を持った看護師の育成も目指しています。

４．女性として専門職としてのキャリアアップをサポート。
学生の関心に応じて、いずれの専門分野の教員にも個別に相談することができます。また、看護の現場で活躍している看護職者との交流会を設けるなど、女性として、専門職としてのキャリアアップをサポートします。

資格

看護師（受験資格）

看護科学館

看護学部、大学院看護学研究科の教育の拠点となるのが、6階建ての「看護科学館」です。基礎、成人、老年、母性、小児、精神、在宅看護など、多様化する看護分野の実践力を養う実習環境を整備しています。実習室は、臨床の現場に近い環境を提供し、柱の少ないフレキシビリティーの高い空間で、使いやすい構造です。
看護学部が目指す「知識を行動に変える看護実践能力」を向上させるためには、コミュニケーション能力が不可欠です。ホール、階段、ラウンジ、テラスなど、至る所に教員と学生、学生同士の交流を促すコミュニティースペースを設けています。

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