

大阪歯科大学 看護学部 看護学科(仮称・2024年4月設置構想中)
住所 | 〒573-1121 大阪府枚方市楠葉花園町8番1号 |
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Tel | 072-864-3201 |
URL | https://www.osaka-dent.ac.jp/faculty/new/nursing.html![]() |
2024年4月看護学部(仮称)設置構想中
これからの社会課題の解決へー看護職養成は本学の使命―
2025年から2040年、日本は世界でも例のない「超高齢社会」に突入します。一人ひとりが人生の最期まで健康を維持し、その人らしく生きるために、十分な医療やケア、サービスを提供すること、それらに取り組む多くの人材が求められます。本学は創設から110年にわたって、生きることの原点である「食べる」「話す」を支える歯科医療と医療人の育成を使命としてきました。目前に迫った超高齢社会においても、これまで実践してきた治療やケア、予防を基軸に、健康寿命の延伸のために果たすべき役割は大きいことから、新たに看護職の養成に挑みます。
京都・大阪30分圏内 駅改札から徒歩5分
京阪本線・樟葉(くずは)駅から徒歩5分。特急電車も停車し、通学に便利な樟葉キャンパスに新学舎を建設予定!
多職種連携のパートナーとして“協働する力”を育成
一人ひとりが自立した暮らしを維持し、最期まで自分らしく生きることを支える医療とケア
「人生100年時代」と言われるようになりましたが、実は平均寿命と「介護や支援を必要としない自立した生活を過ごせる期間」である健康寿命の間には、男性では約9年、女性では約12年の差があります。最期まで、自分らしく生きることを支える医療とケアの実現には、多職種連携は欠かせません。たとえば、歯科を訪れる患者さんの中には「噛(か)めなくなった」と病状を訴える方がおられます。 高齢化が進む日本では、噛(か)めなくなった原因が「歯ではない」患者さんが増加しています。さまざまな視点で患者を注意深く「観察」し、アセスメントすることで見えてくる本当の原因。多職種連携の本質はここにあるとわたしたちは考えます。
多くの目で観察し、気づくこと
悪化を予防できる段階で介入することが健康寿命延伸につながる
患者さんは痛みや不快な症状が出てから、又は「食べられない」状態になったところでようやく歯科を訪れます。多職種と連携することで「悪化を予防できる段階」で歯科医療が介入できたら…。多職種間での意見交換を通じて、必要な視点を包括的に捉えることができれば、フレイル(身体的機能や認知機能の低下が見られる要介護の手前の状態)の進行を止められる可能性は各段に上がります。口の健康は「食べる」「呼吸をする」という身体的健康に加えて、「話す」「コミュニケーションをとる」という、社会的な健康、いわば「心の健康」につながります。 心身ともに健康な状態を維持する、生きることそのものを支える看護と歯科医療の連携で、新たな医療人育成をめざします。
医療系総合大学の顔となる新棟。
すべての看護職のキャリアに寄り添う「教育拠点」を目指して、
地域連携・実践研究センター(仮称)開設
看護学部(仮称)、歯学部、医療保健学部、の教育・研究を生かした看護実践教育の機会を設け、在学生や本学の卒業生だけでなく、地元地域で働く医療・福祉従事者のキャリア支援や卒後のフォローアップ、復職支援の実施を構想しています。また、オンライン講義として全国に向けた配信で「歯科・看護・福祉」というこれまでにない地域連携・多職種連携に関する教育コンテンツを発信する“教育拠点”としての活動を目指します。